今年のテーマは、「ダリの美食学」ですよ。
裏磐梯、諸橋近代美術館(ダリ美術館)の内覧会に行ってきました。
「6歳の時、私はコックになりたかった。」と、自伝に書いたダリさん、
裕福な家に育ち、食べ物は不自由はなかったけれど、躾が厳しく、台所に入ることは許されず、子供の楽しみである、つまみ食いが御法度(目を盗んでしたらしいですが)ということが、食に対するトラウマになったということです。
そのため、作品のモチーフとしてフランスパンやチーズ、ロブスターなど食べ物がたびたび描かれています。
特にフランスパンは、コンプレックスの表れとか・・・アートは、内面をあぶり出すものだったんだ~と、改めて思ったママンでした。
東京や京都で開催されていたダリ展に貸し出されていた、超大作の「テトゥアンの大会戦」も、定位置に戻ってきていました。
今年も何かと面白い諸橋近代美術館です。
裏磐梯をアートのエリアにしたいとの、力強いお言葉も伺いました。楽しみだわ~(ママン)
(特別の許可を得て撮影しました。)