北の国から
北の国からがBSで放送されています。
これは昨年訪れた北海道富良野の舞台です。
富良野の丘陵にあり、こんなところでやっていたんだと感慨しました。
作者の倉本聰さんはこの作品にある意味を込めて作ったそうです。
人間の持つ本性は消費に変わっていきました。
本来農耕民族であった日本人が、生産文化から消費文化へ変貌していまいました。
その消費文化はいつかは破綻する。
やけに恐ろしい内容です。
便利さを優先した生き方を問い直す作品にしたかったそうです。
先月猪苗代町で倉本さんの講演会があり行ってみました。
あなたは文明に麻痺していませんか
石油と水はどっちが大事ですか
車と足はどっちが大事ですか
知識と智恵はどっちが大事ですか
批評と創造はどっちが大事ですか
理屈と行動はどっちが大事ですか
あなたは感動を忘れていませんか
あなたは結局何のかのと云いながら、わが世の春を謳歌していませんか
なんだか考えさせられますね。
・・・謳歌して、その先は何でしょう。
20年も続いたドラマは高度成長からバブル崩壊、高齢化社会と私達に 突きつける話題が多い作品です。
そんな事を考えて見ると、ひと味違ったドラマに見えます。