この本が届くと、もうこんな時期がやって来たのかと思う。
バックカントリーの雑誌である。
その気にさせる写真と記事がシーズンを待ち遠しくさせる。
今回の内容は、歩き。
バックカントリーでは切っても切り離せない要素である。
ゲレンデではリフトと言う文明の利器を使うことが出来るが、裏山では自分の足が唯一の力である。
スプリットボードは数回使ったが、やはり自分にはスノーシューが合っているように思う。
裏磐梯の地形がそうさせるのか、はたまた予算の問題なのかは定かではないが、いずれにしてもスノーシューが気に入っている。
高いところに登ると言う同じ目的ではあるので、好きな道具で行けたらそれが最高の選択である。
こんな訳で、夏休みとはいえ、頭の中はパウダーが舞っていると言うアンバランスな日々を送っている。
山に行くときの悩ましい問題の一つにトイレがあります。
今日は山の日ですので、ちょっと山のトイレ事情についてです。
昨年暮れ有名登山家が山でトイレ中に滑落して亡くなってしまいました。
山ではトイレは死ぬか生きるかの大事な問題をはらんでいます。
そのトイレですが、日帰り程度ではさほど困りはしないのですが、縦走で2泊以上だと、どこかでトイレのお世話になります。
山では、お花摘みとか、キジ打ちと言われた昔は、その辺へしてしまうのが一般的でした。
ところが最近は環境問題から見直されてきました。
山頂にトイレ小屋があれば理想的なんでしょうが、自然の中では、なかなかそうもいきません。
特に東北より北の山では、トイレ環境はあまり良くはないようです。
そこで登場したのが携帯トイレ。
ジップロックの付いたビニール袋にモノを入れて、自分で持ち帰ります。
当たり前ですが、自分のモノは自分で、です。
現状ではこれが一番良いでしょう。
磐梯山でも弘法清水で利用出来る小屋があります。
小屋の中に入って、その袋の中へモノを入れて凝固剤みたいな粉を振りかけて処理します。
そして下山口の回収ボックスへ入れます。
最初は戸惑いますが、コツさえつかめれば後は慣れです。
日帰りでもこれを持っていると、いざと言う時すごく役に立ちます。
たまに心配で水を飲まない人がいますが、熱中症になるのでおすすめ出来ません。
対策の一つにポカリみたいなものを飲むのも良いです。
体内に吸収されやすいため、尿としてあまり出ません。
いずれにしても我慢は禁物です。
トイレを克服して、気持ちよく山へ行きたいものです。
地球の裏側では日本選手が、がんばっていますね。
連日の観戦に眠い方も多いかと思います。
さて我が家では、お盆が近いと言う事でもないですが、庭の入口に置いてある2匹の鶏が甦りました。
置物なんで甦るはおかしい話ですが、以前は風雨にさらされ、見るも無惨な姿になっていました。
そして妻が夜なべをして、
みごと甦りました。
ヴァンブランの第二の顔らしくお客さんをお迎えしています。